- お知らせ
日本食糧新聞に掲載されました。
コメビジネス最前線特集:エスアールジャパン 「S-LIEN」で冷食に参入
有力炊飯企業のエスアールジャパンが冷食市場に参入する。新ブランド「S-LIEN(シーリアン)」を立ち上げ、第1弾の“ロールご飯”3品をまもなく発売する。炊飯のプロが冷凍米飯カテゴリーに一石を投じる。
同社が初めて手掛ける冷凍食品は「王道の牛カルビキンパ」「旨辛キムチーズキンパ」「自慢のこだわりオムロール」のロール米飯。見た目は巻き寿司のようだが、レンジアップしてすぐに温かいままでも、冷めてからでもおいしく食べられる点が今までの冷凍寿司との大きな違いだ。「解凍が難しい」「食べるタイミングがわからない」という冷凍寿司の弱点を、コメを知り尽くした炊飯企業が解決した。冷凍キンパは子どもから大人まで楽しめる王道と、お酒のつまみに最適な旨辛の2種類。王道は牛カルビにコチュジャンソースが利いた2種類のナムル、たくあんと玉子芯をごま油と金ごまを混ぜ込んだ白飯で巻きあげ、旨辛はたっぷりのモッツァレラチーズと食感いい辛めのキムチなどをコチュジャンベースの混ぜご飯で巻き、どちらも8ピースにカットした。オムロールは粗挽きウインナーを子どもが好むオムライス味のご飯に入れて薄焼き玉子で巻き、パセリをトッピング。食卓需要だけでなく弁当にも入れやすいようにカットせずに仕上げた。今後も商品開発に力を注ぎ、大切に育てたいと初の冷食ブランドは「S―LIEN(シーリアン)」と名付けた。幸せ、誠実、支える、スマイル、成長の頭文字「S」と、フランス語で絆や人と人とのつながりを意味する「LIEN(リアン)」を組み合わせた造語に、生長の象徴でもある双葉を家の中に置いたロゴで、家族の中での成長への思いを込めた。 (深瀬雅代)
コメビジネス最前線特集:エスアールジャパン 「S-LIEN」で冷食に参入 – 日本食糧新聞電子版 (nissyoku.co.jp)